ハロー!ルッチ🐨です!
オーストラリアに留学中、SUBWAYで約4年間アルバイトをしていました。「英語の履歴書の書き方すら分からない」、「どのように探せばいいか分からなかった」自分ですが、日系企業ではなく、現地の方が経営するアルバイト先を見つけることが出来ました。アルバイトを見つけるまでのステップを詳しく説明します!運営者のプロフィールはこちら。
英語の履歴書ってどうやって書けばいいの?
オーストラリアの履歴書は日本のように決まった書式がないから、自由に作成出来るよ!
逆に困るね!笑
確かにね!記載すべき内容は基本的には一緒。これまでの学歴や職歴を中心に書けばOKかな。正社員としての履歴書ではなく、アルバイト用の履歴書だから、そこまで凝って作る必要はないね。詳しく説明していくね!
① 英文履歴書の書き方
② アルバイトの探し方
③ 最初に狙うべきアルバイト職種
英文履歴書の書き方
カバーレター・履歴書の基本
アルバイトの履歴書なので、そこまで本格的に作成する必要はありません。注意すべき点は、2種類の書類を準備しなければならない点です。1つ目はカバーレター(Cover Letter)で、送り状のようなものです。2つ目は履歴書です。
カバーレターに書くべきポイント
上記がカバーレターと呼ばれるものです。必ず書くべきポイントは①〜③の3点です。
① 名前・住所・連絡先
特に連絡先は間違えずに記入しましょう。
② 働きたい旨、どれくらい時間働けるのか。
留学生なので、20時間ではなく少ない時間から働きたいかもしれませんが、この履歴書では20時間と記載しましょう。より長い時間働くことが可能な人の方が採用率は高いはずです。
③ どこの大学に通っているか、オーストラリアでの就業経験
語学学校生であれば、●●大学に進学予定と言ったように記載しましょう。オーストラリアでのアルバイト経験がない方は日本でのアルバイト経験でも可能です。実際に私はオーストラリアでのアルバイト経験がなくても採用されました。そして、ハードルが低い日本食レストランに応募する場合は、かなり有効だと感じます。
履歴書に書くべきポイント
2つ目は履歴書です。次の①〜④を必ず押さえましょう。
① オーストラリアでの就業経験
どこで(Where)、どんなこと(What)をやっていたか具体的に記載しましょう。オーストラリアでのアルバイト経験がない場合は、日本でのアルバイト経験等を記載しましょう。
② 教育
大学名、専攻は最低限記載しましょう。
③ スキル
オーストラリアでも有効なスキルがあれば記載しましょう。私の場合はアルコールを提供するカフェで働きたいと思っていたので、アルコール関する資格を現地の学校に通って取得しました。そして大学等で使うマイクロソフト系のビジネススキルも記載しておきましょう。
④ 就業可能時間
大学の時間を除く時間帯を細かく記載しても良いですが、それがきっかけで面接の機会を得られない可能性も考えられます。そのため、履歴書上では「いつでも働けます」としておき、面接で希望時間をしっかりと伝えればOKです。
アルバイトの探し方
アルバイト面接までにやるべき事
履歴書が準備できたら、早速行動に移しましょう。オーストラリアで仕事を見つける方法は大きく3つあります。
①求人情報サイト経由 (例:IndeedやSeek)
②履歴書を直接渡す
③現地情報誌 (例:日豪プレス)
大手求人情報サイトSeekには現地企業が多く求人を出していますが、日本食レストラン等はあまり掲載されていません。日系企業でまず働きたいという方は、日豪プレス等の日本人をターゲットとするウェブサイトや現地情報誌から探しましょう!
履歴書を直接配る方法も小さい飲食店等を中心に有効です。求人サイトに登録することで費用が発生します。そのため、アルバイトにかける広告費を控えている企業がたくさんあるのも事実です。また、履歴書をウェブ経由で送っても見てもらえる可能性は低いですが、履歴書を直接渡すことで、企業で働く誰かと会話でき、そこで相手に好印象を与えることができる可能性もあります。
一つの方法だけでなく、①〜③の方法を全て使ってアルバイトをゲットしましょう!面接にたどり着くまでに私が実際にやって成果のあった方法を紹介します!
ステップ | 目的 |
---|---|
① 求人情報サイトを通じて履歴書を送る | 求人を出している企業を見つける |
② 応募先の連絡先を確認して電話する | 履歴書を確認してもらう確率を高める |
③ 直接訪問して履歴書を渡す | 働いている人へアピール、職場環境の確認 |
求人情報サイト経由で応募するだけでは不十分です。ネイティブよりも英語力が劣る留学生ができることは、働きたいという熱意をアピールし、その企業に貢献できることを証明することです。私の場合、応募した企業に直接訪問して履歴書を手渡しして読んでもらう確率を高めたり、googleでその企業の電話番号を調べて連絡することで、面接まで辿り着きました。
アルバイト面接ですべきこと
面接を獲得するまでの流れは大体分かったけど、面接ではどう対応すればいい?
想定できる質問は答えを用意しておけばOK!留学して1年ぐらいで英語もそこまで話せない状態でアルバイトの面接に臨んで、答えられない質問もたくさんあったよ。でも働く機会をもらえたから!失敗を恐れずに挑戦することが重要だよ!
(1) 想定できる質問に対する答えを準備する
(2) 分かったフリをせず、分からないと伝える
(3) 面接後のフォローアップ
(1) 想定できる質問に対する答えを準備する
「準備して」面接に臨むのと、「準備をせず」に臨むのでは大違いです。英語力はネイティブに劣るので、想定できる質問に対する答えは必ず準備しましょう。
聞かれる質問はだいたい決まっています。
①「なぜ働きたいのか?」
この質問に対して、英語力を伸ばしたいという回答は最適ではありません。なぜなら、その職場は英語力を伸ばしたい人を探していないからです。その職場の業務を任せられる人を探しています。求めている人材像、業務内容に沿って答えを作成しましょう。
また、必ず聞かれる質問に対する応答は、英語力をアピールするチャンスです。必ず英語でのコミュニケーションが問題ないと思わせるように、準備を徹底しましょう!
②「週何時間くらい働けるのか?」
③「いつから働けるのか?」
④「働けない時間帯や曜日はありますか?」
②〜④も絶対に聞かれる質問です。これらの質問に対しては正直に回答しましょう。嘘をついても後で苦労するだけです。
(2) わかったふりをせず、分からないと伝える
面接で絶対にやってはいけない事は、分からない質問や聞き取れなかった質問に分かったふりをして回答することです。
私がSUBWAYの面接を受けた時、面接官はイギリス出身の女性でした。留学1年程度で英語力も貧しく、答えられない質問も多々ありました。でもSUBWAYで働く機会をもらいました。
分からない場合は、素直に聞き取れなかった事実を伝え、再度質問に対する意図を聞きましょう。
(3) 面接後のフォローアップ
私がSUBWAYで働けた大きな要因は【面接後のフォロー電話】を丁寧に行ったためだと思っています。面接を行ってから数日経っても合否連絡が来なかったため、不安になりビジネスオーナーに数回電話をしました。「SUBWAYでぜひ働きたいと考えています。別のアルバイト先で働いており、採用が決まればそのアルバイト先にやめる旨を伝えたいので、早めに合否連絡が欲しいです」というような事を伝えました。
「面接で言い忘れたことがある」、「きちんと説明できなかった」、「英語で上手く話せなかった」と思った場合には、必ず電話でフォローしましょう!
失敗した時だけフォローすれば良いというわけではありません。完璧だと思っても、しっかりとフォローしましょう。他者との差別化をすることで必ずより良い結果につながるはずです。
最初におすすめするアルバイト先
英語力を向上させるため、ネイティブが多い現地企業で働きたいのは当然ですが、ハードルが高いのも事実です。現地企業にされるのを待ち続けるより、海外留学先の日系企業でアルバイト経験を得ながら、現地企業に応募を続ける事をおすすめします。
そこで最初に選ぶべき日系企業は、英語力を伸ばす機会があり、ある程度の時給をもらえる日本食レストランがおすすめです。しかし、日本食レストランといっても定食などを提供する安価なお店ではなく、ある程度高級な日本食レストランです。その理由を説明します!
① 最低賃金以上の時給を確保
② 客層の大部分は外国人
③ 日本人アドバンテージ
④ 美味しい日本食の賄い
① 最低賃金以上の時給を確保
ラーメンや安価な定食を提供するお店等の中には、最低賃金を下回る時給のケースもあります。シンプルに人件費にお金がかけれないためです。そのため、ある程度の高級店を選びましょう。
② 客層の大部分は外国人
一般的な傾向として、高級店と大衆店では客層が異なります。大衆店のお客さんの多くが日本人です。そのため、英語を話す機会がほとんどありません。一方の高級店では、大多数が外国人であるため英語での接客を伴います。せっかく留学しているのであれば、英語を話す機会が増える職場を選びましょう。
③ 日本人アドバンテージ
高級日本食レストランを経営する方の多くが日本人です。オーナーからすると、意思疎通が取りやすい、日本食に対する知識もある日本人は一緒に働きやすく、採用されやすいです。
④ 美味しい日本食の賄い
そのお店の料理を無料で食べれる又は安価で食べれるのが飲食店の最大のメリットではないでしょうか。長期間留学すると、どうしても日本食が食べたくなります。飲食店で働くことは物価の高いオーストラリアの生活費を節約することにも繋がります。
まとめ (留学先でのアルバイト)
オーストラリアに学生ビザで留学している方は週20時間程度アルバイトをする権利があります(ワーホリの方は限定無し)。アルバイトを通じて、現地でお金を稼げるだけでなく職場によっては同僚やお客さんとのコミュニケーションを通じて、英語力を伸ばすことも可能です。留学生活になれたら、積極的にアルバイト経験を積みましょう。その時、求人票に応募するだけでなく、様々な方法でアルバイト先をゲットしましょう。
今回の記事では、以下の内容を解説しました。
① 英文履歴書の書き方
② 留学先でアルバイトを見つける方法
③ 面接中、面接後にやるべき事
④ 最初にアルバイトするなら高級日本食レストラン
① 英文履歴書の書き方
英文履歴書はカバーレターと呼ばれるいわゆる送り状、そして履歴書の2つの文書で構成されます。日本のアルバイト先に提出する履歴書とは異なる点ですのでご注意ください。
アルバイト先を探すのであれば、そこまで凝ったカバーレターや履歴書は不要です。最低限必要な内容を記載することを意識しましょう。
最低限記載すべき事項
① 名前・住所・連絡先
② 働きたい旨及び働くことが可能な時間(週)
③ 通っている大学
④ オーストラリアでの就業経験
オーストラリアでの就業経験がない場合は、日本の経験について触れましょう。
最低限記載すべき事項
① オーストラリアでの就業経験(具体的に)
② 大学名及び専攻
③ スキル
④ 就業可能時間
② 留学先でアルバイトを見つける方法
留学先でアルバイトを見つける方法は複数あります。
①求人情報サイト経由 (例:IndeedやSeek)
②履歴書を直接渡す
③現地情報誌 (例:日豪プレス)
①〜③それぞれに一長一短があります。一つだけ使うのではなく、3つを組み合わせてアルバイト先をゲットしましょう。私が実際にやっていたステップはこちらです。
①ホップ:求人情報サイトを通じて履歴書等を送る
②ステップ:応募先の連絡先を確認して電話する
③ジャンプ:直接訪問して履歴書を渡す
求人サイトを利用するのは最も一般的で求人数も多いのが特長ですが、日本食レストラン等はそもそも載せていないことがあります。そのような場合に、直接訪問して履歴書を渡しましょう。
③ アルバイト面接ですべき事
日本企業でない限り、英語での面接になります。英語の面接に慣れていない場合や英語力に不安がある方は必ず事前の準備を行ってから面接に臨みましょう。
(1) 想定できる質問に対する答えを準備する
(2) 分かったフリをせず、分からないと伝える
(3) 面接後のフォローアップ
ネイティブではないので、英語が完璧ではないのは当たり前です。面接時に聞き取れないことがある場合は必ず聞き直しましょう。面接後フォローアップの電話やメールをすることで、相手に熱意が伝わりきっと採用につながるはずです。
④高級日本食レストラン
英語力に不安を抱えている方でも、働ける可能性が高い日系企業(高級日本食レストラン)でアルバイト経験を持ち、同時に現地企業で働けるチャンスを狙いましょう。高級日本食レストランで働くメリットはこちらです。
① 最低賃金以上の時給を確保
② 客層の大部分は外国人
③ 日本人アドバンテージ
④ 美味しい日本食の賄い
大衆レストランと比べて、高級日本食レストランの方が現地に住むネイティブの方々と英語で話す機会も多く、そして時給も高水準ですので日本人である皆様にとって狙い目です。
最後までご覧いただき誠にありがとうございます。以下の記事では海外留学中に4年以上アルバイトをしていたことで分かったメリット・デメリットを紹介しています。ぜひご覧ください。