ハロー!ルッチ🐨です!オーストラリアのブリスベンに約5年半留学していました。海外留学し生活する上で、一番の大きな出費が家賃。その家賃を大きく減らす方法を紹介します。運営者のプロフィールはこちら。
せっかく海外留学するなら、現地の大学に通ってみたい!でも生活費が最低でも10万円以上かかるってなるとどうしても気が引けちゃう。
学費も年々上がっているしね。現地でアルバイトを探して生活資金を捻出するのも一つだけど、一番大きな支出の家賃を減らす方法もあるから、紹介するよ!
① オーストラリア留学にかかる生活費の概要
②家賃を減らす方法
今回の記事を読むことで、海外留学に必要な大まかな生活資金を理解でき、その生活費の大きな割合を占める家賃をどのように減らせば良いか分かります。
では早速本題に入っていきます!
◆オーストラリア留学にかかる生活費概要
オーストラリアのブリスベンに語学学校→大学→大学院の合計5年半住んでいました。オーストラリア留学する上でどれくらいの生活費がかかっていたかを紹介します。
項目 | 費用(週) |
---|---|
① 家賃(水道光熱費込み) ※2LDKのマンションを友人とシェア | A$250 |
② 食費(自炊分) | A$50 |
③ 交通費(バス代) | A$30 |
④ 通信費(携帯・ネット) ※携帯:Optus、インターネット:Telstra | A$50 |
⑤ 交際費(外食含む) ※週2〜3回外食、コーヒー代等 | A$100 |
⑥ 雑費(大学での費用) | A$20 |
合計 | A$500 |
上記の家賃は友人と2人で生活した際の家賃です。5年半の留学生活中、合計8回引越しして様々な生活スタイルを経験しました。住環境ごとの「家賃」「メリット・デメリット」は以下の記事を参考にしてください。
支出の50%が家賃だね!
うん、だから大きな支出を占める家賃をいかに減らすかが生活費を減らす上で重要だよ!
◆家賃を節約したいならシェアハウスオーナーになれ!
シェアハウスオーナーとは?
シェアハウスオーナーとは、「シェアハウスの一部屋を借りる」のではなく、その部屋全体を不動産会社と直接契約することです。ただ借りるだけではダメで、必ず余っている部屋を”他人”に貸し出します。
留学生が不動産会社と直接契約できるの?
ほとんどの物件は契約出来るよ!留学生だから、1年以上のビザは絶対必要だけどね。
シェアハウスオーナーはなぜ家賃を節約できる?
じゃあ、シェアハウスオーナーになることで、なんで家賃を減らせるの?
その理由は、オーナーが部屋ごとの金額を自由に設定し、1部屋を借りるシェアメイトにより大きな家賃を負担してもらうためです。
例 3LDK (3Bed 2 Bathroom)を900ドル(週)で借りた場合
オーナーである自分が200ドル、他の2人に350ドルずつのように、シェアメイトにより多く家賃負担をお願いすることが可能です。
シェアメイトがより大きな家賃を負担する代わりに、オーナーは家具等を揃えたり、不動産会社との契約という手間、その他のリスクなどを負います。とはいっても、シェアメイトの確保以外に大きなリスクはありません。
◆シェアハウスオーナーのメリット・デメリット
シェアハウスオーナーになる前に、オーナーになることのメリット・デメリットを理解しておく必要があります。
最大のメリットはなんといっても家賃の削減です。部屋数や場所にもよりますが、相場より100ドル程度安く住むことができるはずです。
一方で最大のデメリットはいかにシェアメイトの確保できるかです。空室状態が長期間続くと逆に損します。半年程度の留学生やワーホリの方などもシェアハウスを利用するため、長く住んでくれるシェアメイトを探せるかどうかにかかっています。
その他のメリットデメリットについては、以下のポイントをご参照ください。
(1) 相場よりも割安な家賃
(2) 家のルールを決めることが出来る
(3) 1人部屋(オウンルーム)
(4) 英語力の向上(シェアメイトとの会話)
(5) 交友関係を広げることが出来る
(1) シェアメイトの確保
(2) 長期間の契約
(3) 家具等の準備
(4) デポジット
(5) その他の様々な手間
◆シェアハウスオーナー戦略
シェアハウスオーナーになれば絶対に家賃を節約できるかというと、そうではありません。そんなに簡単ではありません。しっかりとした戦略を持ってオーナーにならないと逆に大損します。5W1Hを意識してシェアハウスオーナーになりましょう!これから具体的にどのようにシェアハウスオーナーになれば良いか解説します!
おすすめの間取り
オーストラリアのシティーで一般的に借りることが出来るアパートは以下の通りです。
アパートタイプ | 金額 |
---|---|
2ベット 1バスルーム | $450〜650 |
2ベット 2バスルーム | $550〜700 |
3ベット 2バスルーム | $700〜900 |
3ベット 3バスルーム | $1,000 |
最大限家賃を下げたい場合、一番おすすめの間取りは【3ベッド 2バス】です。余った2部屋を貸し出すことで、1部屋より大きな家賃を回収することが出来ます。3バスルームでも悪くありませんが、一般的にバスルームが少ないほど家賃が安くなる傾向があるため、2バスをお勧めします。
部屋が多くなればなるほどシェアメイトを探す手間が増えるので、3部屋が適切だと経験上思っています。
物件の探し方はRealestateのホームページがお勧めです。物件掲載数も一番多いです。
おすすめの場所
物件を借りる場所はシティー中心部または住みやすい人気のエリアをお勧めします。その理由は、多くの人が便利な場所に住みたいと考えるためです。
【ブリスベンの場合の例】
◎シティー
○サウスブリスベン、ウエストエンド、チャイナタウン
△サウスバンク、大学付近
サウスバンクは家賃が高い高級アパートが多く、借り手が少ない。そして大学付近をお勧めしない理由は、大学の休みになると多くの留学生が母国に帰国するためです。大学が休みの期間、新たな留学生を探すのが困難になる可能性があるため、シティーの利便性が高い物件を無難に選びましょう。
おすすめのシェアメイト
シェアメイトが短期間で出て行ってしまうと再度シェアメイトを探す必要があります。そのため、シェアメイト選びも慎重に行う必要があります。
一番のお勧めは大学生カップルです。大学生は最低でも1セメスターは、オーストラリアに滞在しますし、2〜3年の長期間住んでくれる可能性もあります。また、一つの部屋を2人以上に貸す場合、より多くの家賃を請求することが可能です。水道光熱費が増えること、カップルで家賃を折半するので多少の増加については理解を示してくれることが多いです。
1つの部屋を2人以上住ませることで、より多くの家賃を回収できますが、その分シェアメイトを増やす手間も増えます。1ヶ月どれくらいの家賃であれば満足できる生活を確保できるか、しっかりと計画を持ってシェアハウスを運営しましょう!
時間がある時にシェアメイトを探すのは全然苦ではないですが、テスト期間中に探さなければならない状況になった場合ストレスになりますので、長期間住んでくれる方を探しましょう。
逆にあまりお勧めしないのが、①英語でのコミュニケーションが苦手な方と②日本人です。英語でのコミュニケーションが取れない場合、ルールを理解してもらえない可能性やトラブルになっても解決できないためです。そして日本人が住む場合、英語ではなく日本語でのコミュニケーションになりがちで、英語力を向上させるメリットがなくなってしまいます。
シェアメイトは大学の掲示板や様々なウェブサイトから探すことが出来ます。都市ごとにサイトも異なりますので、色々なサイトで掲載すればすぐに見つかるはずです。
金額設定
部屋代を決定する上で重要なことは、次の2点です。
① 同じアパート/同じエリアのアパートの相場を理解する。
上質な家具が揃っていても、家賃に大きな開きがあっては借りてくれません。そのため、競合の家賃はしっかりと理解しておきましょう。
② 1部屋に2人以上住む場合は、1.3倍〜1.5倍程度割増する。
1つの部屋に2人が住むわけなので、2倍の水道光熱費がかかります。キッチンやシャワーの使用頻度も上がります。そのため、割増で請求することは全くおかしなことではありません。
この2つの条件さえしっかりと守ればすぐにシェアメイトも見つかりますし、家賃を抑えて生活することが可能です。
◆シェアハウスオーナーになるための条件とは?
シェアハウスオーナーになるための詳しい条件が知りたい!
①1年以上のビザ、②生活余裕資金ぐらいだよ!理由を説明するね!
① 1年以上のビザ
不動産会社もビジネスであるため、3ヶ月や6ヶ月で退去してしまうとその度にまた借り手を探さなければなりません。残り半年しかビザがない場合は、ほぼ不可能と言っていいでしょう。そのため最低でも1年は借りる必要があります。
② 生活余裕資金の確保
最低でも家賃の3ヶ月分は余裕資金として持っておきましょう。綱渡り状態の人が不動産会社と物件を契約しても良いことになりません。
不動産会社には1〜2ヶ月分の敷金を支払う必要があります。その敷金の一部はシェアメイトが入居した際、シェアメイトから預かることで確保することが出来ますが、部屋が空室の場合オーナーであるあなたが負担しなければなりません。空室が続いてもしっかりとやりくりできるだけの余裕資金を持っておく必要があります。
1人でシェアハウスオーナーになるのが不安な方は友人と一緒に物件を借りることでリスクヘッジとなります。3ベッドのアパートを借り、ご自身と友人で1部屋ずつ、そして他人に1部屋貸します。家賃を軽減するメリットは少なくなりますが、上手くいかなかった時の損失を最小限に抑えられます。
まとめ (シェアハウスオーナー節約術)
オーストラリアに留学する上で心配の一つが学費と生活費。その生活費で一番大きな割合を占めるのが家賃です。ホームステイ、寮、シェアハウスなど様々な住み方がありますが、それぞれ一長一短があります。
住環境タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
ホームステイ | ①家賃に食費が含まれる ②基本1人部屋 | ①当たり外れがある ②ハウスルール |
寮 | ①大学に近い ②交友関係を築ける | ①トイレやキッチンなどは共有スペース ②騒がしい |
シェアハウス | ①交友関係を築ける | ①一緒に住む人を選べない |
一人暮らし | ①自由 | ①家賃が高い |
実家のようなホームステイ先が見つかれば一番良いのですが、なかなか難しいのがホームステイ。ある程度の自由度を持ちつつ、家賃を下げる方法で一番お勧めなのは【シェアハウスオーナー】!シェアハウスオーナー戦略を参考に、最大限家賃を減らしましょう。
シェアハウスオーナー戦略
【間取り】3ベッド2バス
【場所】シティー
【シェアメイト】長期間借りてくれる大学生カップル
【金額】相場を意識した金額設定
※2人以上で住む場合は、1人の家賃の1.3倍から1.5倍
部屋数が多ければ多いほど、自分自身の家賃を減らすことが出来る一方、シェアメイトの募集や管理で手間が増えるので3ベッドが最適。物件を借りる場所は人気のエリアを選ぶことで空室状態を減らせます。1部屋を1人に貸すのではなく、出来れば2人以上に住んでもらうことでより多くの家賃を回収しましょう。
支出をカットすることは基本中の基本です。しかしながら、支出をカットしすぎるとせっかくの留学生活が楽しくなくなってしまいます。適度な節約、そしてアルバイトを利用して収入を増やすことも可能です。
私は留学生活で人生が変わりました!大袈裟ではありません。たくさんの方が留学し様々な経験を通じてお金以上の価値を手に入れて欲しいです。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。ルッチ🐨