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【TOEIC PART 7(読解問題)】解き方パート⑧ 「一文を挿入」問題編

Hey, what’s up?ルッチ🐨です!
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 2016年5月から導入された新形式問題のTOEICテスト。その中で新たに導入された問題形式の一つが【Insert a sentence】タイプの設問です!与えられた一文を正しい箇所に挿入する問題です。

 それでは今日もTOEIC目標スコアに向かって頑張っていきましょう!

まいみん

海外営業ってどんなことするの?

ルッチ

色々!笑

具体的には、お客さんとチャット、メール、電話、最近はオンライン会議とかするよ!会社にもよるけど、海外出張で色々な国に行けるのが醍醐味!

まいみん

海外営業部に配属されるようまずはTOEIC頑張る!

問題構成

リーディングセクション問題構成(概要

PART 7: 読解問題難易度問題数目標解答時間
1つの文書★★☆29問60〜90秒
複数の文書★★★25問60〜90秒
※PART 7全体で55分以上を確保することが重要です!

 難易度を示していますが、1つの文書の中でも難しい問題、複数の文書が与えられる問題の中に簡単な問題も含まれます!複数の文書の方が読む量が増えるため、難易度をマックスにしています。

1文書の読解問題:2〜4問の設問が与えられます。
2文書/3文書の読解問題:5問の設問が与えられます。

PART 7問題構成(詳細

タイプ名補足
1. Specific一部の内容について答える問題
2. Exception (Not mentioned/ Not true)言及されていない内容を答える問題
3. Who is target reader対象者を答える問題
4. Main point / Purpose of writing文書の概要を答える問題
5. Answer is implied文書から推測して答える問題
6. Mentioned/ Stated/Suggested/ True/ etc…言及されている内容を答える問題
7. Vocabularyボキャブラリーの意味を答える問題
8. Insert a sentence一文を適切な箇所に挿入する問題

 今回は、【Insert a sentence】タイプの設問の見極め方及びアプローチ方法を紹介します。このタイプの設問は、一文が設問内で与えられ、問題文のどこに挿入すべきかを答える問題です!

まいみん

TOEICを何回か受けたけど、一番苦手な問題かも。

ルッチ

確かに8つの中では難しい部類の問題だと思うよ!挿入する場所が与えられているから、その前後の文章を読むのがセオリーだね!答えがどこに記載されているか分からない問題より、簡単!

出題数は2問程度です。
出題数が多くないため、時間が迫っている場合などはスキップして別の問題に取り掛かりましょう。

PART 7における用語の説明

これから説明していく中で、用語の定義を下記に示しています。

●「問題文」は赤で囲まれたものを指します。問題文が1つだけでなく、2つ3つ与えられることがあります。
●「設問」は水色のアンダーラインがある文を指します。
●「選択肢」は緑色の部分の(A)〜(D)までの4つの選択肢を指します。

PART 7攻略テクニック

最重要テクニック ScanとSkimとは?

ScanとSkimとは

Scan:探したいキーワードを読まずに探すこと
Skim:文章全体をざっと読むこと
※100%理解しようとするのではなく、70%ぐらいの理解を目指すイメージ

 ※人によっては、ScanningやSkimmingと言います。

 ※Skimを行ってからScanで設問を解いていく方法を紹介している方もいますが、私個人的にはScanで出来る問題を解き、それからSkimで解く問題に取り掛かる流れが良いと考えています、その理由は文章を読まずに解くことが出来る問題が7割以上を占め、Skimで読む時間がもったいないためです。

PART 7を解く上で重要なテクニックは他にもあります。こちらの記事をご参照ください。

【Insert a sentence】タイプ問題の見極め方

ルッチ

【Insert a sentence】タイプの問題の特徴
In which of the positions marked , , , and does the followings sentence best belong?

“・・・・・・・・・・・・”
という形で出題されます。これ以外はありません。

※具体例は上記の設問文以外にないため、省略します。

【Insert a sentence】タイプの問題に対する解き方

★ホップ★ 挿入文をチェックする

 TOEICにおいて【設問文】は解答への道しるべです!必ずチェックしましょう!そして、【Insert a sentence】タイプの設問において、チェックするべきポイントは挿入文です。

まいみん

挿入文をチェックするのは分かったけど、具体的に何をチェックすればいいの

ルッチ

チェックするポイントは3つあるよ!

ポイント1

①「副詞(節)」②「接続詞」、③「代名詞」文と文をつなぐ言葉をチェックする!
●例(副詞):Also、Therefore等
●例(接続詞):But、So等
●例(代名詞):This、The等

※必ずしも文の最初に来るわけではありません。上記全ての品詞は、文の途中にも入れることができます

 文と文をつなぐ言葉をチェックする理由は、問題文にある【空欄】と挿入文に関連性(つながり)がなければ文章が成立しないためです。
 例えば、元々フルーツのアップルの話をしていたにもかかわらず、スマホを製造するアップル社の話が出てきたらおかしいですよね?このような問題はTOEICでは出題されません、なぜなら誰も正解出来なくなってしまいますから!

 Also等が出てきたら、【前文】と【挿入文】が同じような内容を言っていることになります。

ルッチ

例えば、【挿入文】がポジティブな内容であれば、【前文】もポジティブな内容になっているはずです!

一方でBut等が出てきたら、【前文】と【挿入文】は逆の内容を言っていることになります。

ルッチ

例えば、【挿入文】がネガティブな内容であれば、【前文】はポジティブな内容になっているはずです!

そして、Soやthereforeの場合は、【前文】で理由を説明し、挿入文で事実を説明していることになります。

また代名詞については「代」という漢字からも分かるように、挿入文以前に出てきた単語や文を指すため、代名詞についてもチェックすべき単語です!

●よく出題される【順接】を表す単語・イディオム↓↓↓

Also(よく出る)、Moreover、In addition、And、Too、Furthermore、Further、At the same time、As well、Likewise、What’s more等

●よく出題される【逆接】を表す単語↓↓↓

Yet、But、However等

●よく出題される【理由】を表す単語↓↓↓
※正確には理由ではないかもしれませんが、適切な日本語が思いつかなかったため【理由】にしています。

So、Therefore、Thus、hence等

ポイント2

挿入文の内容を理解する!

 文章を大まかに理解することを心がけましょう!例えば農業の話をしているのであれば、農業の話をしているパラグラフ(段落)を探します。そうすることで、(A)〜(D)の4つの選択肢のうち、当てはまらない解答を除外出来るはずです!

★ステップ★ 【カッコ】の前の文章を理解する!

 挿入する箇所【カッコ】の前文をまず理解するために読みます!

まいみん

なんで【前文】を先に読むの?

ルッチ

「Also」にしても「But」にしても、前の文章をベース同じ又は違うか決めるからだよ!後の文をチェックしても、AlsoもButも関係ないよね!

 ※個人的な感想ですが、80%近く前文のみで判断できます!

★ジャンプ★ 【カッコ】の後の文章を理解する!

 後の文章をチェックするケースは、前文のみで文章を理解出来なかった時に後の文章を読みましょう
 100%答えだと思える選択肢があれば、他の【カッコ】を読まずに次の問題へ行ってください。

【質問】キーワードを1〜2つ設定してScanテクニックでは解けないの?

【解答】
 キーワードを設定することで解きやすくなる問題も一部存在します。
 ただし、解けない問題もあるのが事実です。

 キーワードを設ける理由は、正解となるヒントがどこら辺にあるかを見つけるためです。

 【一文挿入】問題ではすでに挿入すべき場所が4箇所与えられているため、キーワードを設定する必要はありません。
 また、★ホップ★の段階で、ある程度内容を理解することで、このキーワードを設定する役割も担っていますので、ご安心ください。

まとめ:PART 7【Insert a sentence】タイプ

①ホップ:挿入文をチェックする!
確認内容は
1/副詞(Also)
2/接続詞(But)
3/代名詞(This)
※文の途中にあることも!

②ステップ:【カッコ】の前文を理解する!
前文と挿入文はなんらかの関係性があります。なければその【カッコ】は正しい解答ではないという意味です!

③ジャンプ:【カッコ】の後文を読む!
前文を読んでも理解できなかったり、不確かな場合に後文を読みます。

 【Insert a sentence】タイプの設問は難しそうに見えて簡単です!答えに通じるヒントを探す時間が不要で、ホップステップジャンプの順に解き進めれば怖くありません。

 今回でTOEICリーディングセクションにおける、設問タイプ別の解答アプローチ方法は完結ですが、8回に渡って解説したTOEIC対策のまとめをします!具体的には、①どの設問から順番に解くべきか、②目標点数別のアプローチ方法、③TOEIC勉強方法などをご紹介します!

 何度もお伝えしたいのが、TOEICは解き方が最重要です!問題を解く際に、解き方を体に染み込ませるように解きましょう!ただ解いていても点数は上がりません。

 最後までご覧いただき、誠にありがとうございます!運営者ルッチ🐨

 

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